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POPパスワードの扱い
[Tuesday, May 08, 2001]

ARENAでは、POPサーバーにログインするときにパスワードを、2種類の方法で取り扱えます。

1つは、ARENAの設定ファイルにPOPサーバーへのパスワード情報を保存しておいて、いつもはパスワード入力なしで使う方法。もう1つは、ディスクには一切POPパスワードの情報を保存せず、起動してから最初のアクセス時にPOPパスワードを入力することで、パスワード情報をメモリー上だけにおいて使う方法です。

※ 「Internet Configを参照」している場合には、以下で説明する「パスワードを憶える」のチェックボックスは使えません。この場合、常にパスワード情報はInternet Config(システムのインターネット設定)を参照します。
「パスワードを憶える」
「アカウント設定」ダイアログの「POPサーバー」において、「パスワードを憶える」というオプションがあります。これにチェックを入れておくと、ARENAが設定ファイル上にパスワード情報を書き込んでその情報を保持します。つまりパスワードを憶えます。

この「パスワードを憶える」にチェックが入っている場合には、パスワード欄に入力されているパスワードでPOPサーバーのユーザー認証を行います。

「パスワードを憶える」にチェックが入っていない場合には、ARENAが起動して最初にそのPOPサーバーに接続に行くときだけ、認証前にパスワードを尋ねます。

次回以降は、メモリー上にそのパスワードを保持して、それを使いますので、POPサーバーへの接続のたびにパスワードが尋ねられるということはありません。また、パスワード情報はメモリー上にしかありませんから、ARENAを終了するとそれは失われます。つまり終了するとパスワードを忘れます。ハードディスク上にPOPパスワードの情報は書き込まれません。
APOPもOK
APOPは、POPのユーザー認証機構を、セキュリティに配慮して拡張した認証方法です。POPが通常用いるユーザー認証では、ネットワークにパスワード情報が暗号化されない状態のまま流れるという仕様になっており、APOPはこの危険性を回避するために考えられた認証法です。

「アカウント設定」ダイアログの「POPサーバー」において、詳細設定ボタンを押すと「POPの詳細設定」ダイアログが表示されますが、そのダイアログの「その他」に「APOPを使う」のチェックボックスが用意されています。そのチェックボックスにチェックをつけると、POPサーバーのユーザー認証に、平文のパスワードではなく、暗号化されたAPOPを利用するようになります。

なお、この機能を利用するには、APOP対応のPOPサーバーが必要です。






ARENA Internet Mailerは2002年9月末日で販売終了になりました。ご愛顧いただきまして誠にありがとうございました。

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