「APOPを使う」オプション、仕様変更の予告
[Wednesday, October 10, 2001]
2001年12月頃にリリース予定のARENA 2.1.1においては、POPサーバーの設定における「APOPを使う」オプションの仕様を変更します。
- バージョン2.1以前における同オプションの仕様
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2001年10月現在の最新版、バージョン2.1より以前のARENAにおいては、POPサーバーの環境設定で「APOPを使う」オプションをオンにしてPOPサーバーにアクセスした場合、以下のような挙動を取ります。
・APOP対応サーバーの場合
ユーザー認証にAPOPを使ってユーザー認証を行います。すなわち、パスワードが暗号化されます。
・APOP非対応サーバーの場合
ユーザー認証にAPOPが利用できないと判断した場合、パスワードを平文で送信する通
常のPOPでユーザー認証を行います。
- 今後の仕様変更
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現状の「APOPを使う」オプションは「APOPが利用できる場合に使う」という仕様となっており、「APOPでしか通信しない」という状態にはなっていません。
この仕様に関しては、今後変更を行う予定です。「ユーザーが設定としてAPOPを選んだからには、APOPでしか接続されないべきである」という考え方がより自然であると判断し、次期リリースのバージョン2.1.1以降(2001年12月頃を予定)においては、そのように仕様変更を行います。