ARENA 2.1の新機能(1/3):Mac OS Xに対応
[Wednesday, December 26, 2001]
従来の68K版、PPC版に加え、Carbon版も同時にリリースすることで、Mac OS Xに対応。Carbon版ではMac OS XのもとでAquaインターフェースで動作し、Dockメニューやスクロールホイールを装備したマウスに対応し、メール作成時のマルチアンドゥ/マルチリドゥ機能などをサポートしています。
- Aquaインターフェース
- Carbonアプリケーションとして対応することで、Mac OS Xの美しく新しいAquaインターフェースのもとでARENAが動作します。Classicを起動する必要はありません。
- Dockメニューに対応
- バージョン2.1.1で、Mac OS X v10.1の新機能の一つであるDockメニューにいち早く対応しました。
ARENAを起動中にDock上にあるARENAのアイコンを押したままにすると(もしくはcontrolキーを押しながらクリックすると)、メニューが表示され、そこから「メールをチェック」「オフラインで使う」「サーバーセット切替」を利用することができます。
- スクロールホイールを装備したマウスに対応
- Carbon版ではスクロールホイールを装備したマウスに対応しています。ホイールの回転速度を反映してスクロールされるようになっており、ブラウザーウインドウにおいてはポインターの場所を判断してリストもしくは本文をスクロールします。
- メール作成時のマルチアンドゥ機能
- Carbon版ではコンポーザーでの本文入力時のマルチアンドゥ機能をサポートしています。これにより一段階前の入力操作を無効にするだけでなく、文章の入力状態をさらにさかのぼって戻すことが可能になりました。
- 「なめらかな文字で表示しない」オプション
- 設定により、なめらかな文字で表示しないことも可能です。ARENAにおいて、なめらかな文字で表示しないようにするには、環境設定ダイアログの表示/印刷パネルにある「なめらかな文字で表示しない」チェックボックスにチェックをつけてください。
- ツールバーの表示/非表示の切り替えを実行するボタン
- Carbon版ではブラウザーウインドウの右上隅に、ツールバーを表示あるいは隠すのに利用するボタンを設置しました。このボタンを利用することにより、簡単にツールバーの表示を切り替えられるようになります。
その他、メール作成時の保存ダイアログをシート形式のダイアログにするなど、随所においてMac OS Xに最適化されたアプリケーションとなっています。