Mail Folder(RFC822)
[Tuesday, May 23, 2000]
このページでは、A-Porter 2.0を使って、RFC822形式のファイルが複数入ったフォルダをメールボックスとして取り込む際のポイントについて解説し、Outlook Express 5.xからの移行について説明します。
- A-Porter 2.0 Beta4では、RFC822形式のファイルが複数入ったフォルダをメールボックスとして取り込めるようになりました。これにより、Outlook Express 5.xからのメール取り込みが可能となりました。
RFC822形式とは、インターネットでメールとして送られてくる1通1通のメールデータそのものを指します。例えば、Outlook Express 5.xでは、メールをリストで選択し、それをFinder上にドロップすると、RFC822形式のデータが生成されます。
A-Porterでは、RFC822形式ならびにそれに準じたファイルが保存されているフォルダを「Mail Folder」と読んでいます。以下では、Mail Folder取り込み機能を使って、Outlook Express 5.xからメールデータをARENAに移行する方法を説明します。
- 1. RFC822形式データの書き出し
- まず、Finderでデスクトップ上に、これからファイルを書き出すためのフォルダを作っておきます。
次に、Outlook Express 5.xのメールリストで、ARENAに移行したいメールを選択し、それを先ほど作ったフォルダにドラッグ&ドロップします。
すると、Outlookは1通1通のメールを、RFC822形式でFinder上に保存します。100通のメールをドロップした場合、フォルダの中には100個のファイルができることになります。
- 2. Mail Folderの読み込み
- A-Porterを立ち上げ、メーラーの選択画面でMail Folderを選びます。
「メールボックスを取り込み...」ボタンを押してデータを指定するときには、Mail Folder内のRFC822形式のファイルをどれか1つ選択してください。すると、A-Porterはそのフォルダに含まれるファイルをすべて取り込みます。